出会いがどうの、とか、別れがどうの、とか、生きていくうえでそんなに重要なことじゃない。

大切なのはその人とどう過ごしたかという過程であって、時が流れる限り全ては過去になっていく。

その時間を抱えて生きていくか、捨てて生きていくかはその人個人の自由なのだ。


抱えて生きて生きたい時間もあるし、捨て去りたい時間もある。

捨てたい時間があっても捨てられないこともある。

いま抱えているものはまさにそれで、まったく思い通りになんて行かない。

いつか捨てれるときがくるのかすら疑わしい。


鎖のように捕われて、身動きが取れない。

案ずるより生むが易し。

一歩踏み出せば案外簡単なのかもしれない。


縁切り神社にでも行ってこようか。

そこで全てを水に流して、自分の幸せを祈ってこようか。

それくらいならバチは当たらない?

感情と思考が分離している。

ついでに行動も分離している。

一喜一憂するのがいい証拠じゃないか。

私に残された唯一の方法はもう「神頼み」だけ。

本当に、神様、願いをひとつだけかなえてください。